僕は中小企業や個人事業主に対してホームページを自作することを強く推奨します。そのメリットとデメリットは以下の通り。

ホームページを自作するメリットとデメリット

自作のメリット
自作のデメリット
  • 制作・維持コストの削減
  • 社内で知識がつく
  • (ある程度)自分の好きにできる
  • 勉強する時間が必要
  • PCが苦手だったら苦痛でしかない
  • 慣れてこないと「素人感」が出てしまう

いろいろ並べましたが、端的に言えば「圧倒的なコストカットと自身も含めた担当スタッフの成長、知識がつくことで自社でやれることやれないこと、それに対して外注時の予算感などを把握できる」という点です。

これらを何も知らないと、例えば「素人にちょっと毛が生えた程度の知り合いのフリーランスに20万円払って依頼したけど、大したものができなかった。しかも高い買い物をしたということにも気づかない」ということになります。

素人に毛が生えた程度でもできるのであればあなたにも絶対にできますWordPressは僕が初めて触った15年前よりも圧倒的にわかりやすく、かつオシャレでかっこいいホームページが簡単に作れるようになりました。

そんなことに数十万円の制作費、さらに「保守・管理費用」という名の月々数千から数万円程度ののランニングコストをかけることは非常にもったいないです。

自作による費用面の圧倒的なメリット

例えば制作費用が20万円かかるとしましょう。飲食店の場合、平均的な原価率30%前後と言われていますから20万円の費用を払うために稼がなければならない売上は約60万円。

自身の人件費を時給5,000円ほどとするならば120時間働いて稼いだ金額を投資するということです。120時間もかけなくても自作することは可能ですし、120時間かけて得た技術と知識があれば以降の更新やメンテナンスも行えます。

ちなみに業者に依頼するパターンの流れを覚えておいてほしいのですが、20万円の制作費用を支払ったとしても、ホームページに使うための

  • ロゴ画像
  • 料理や内観、外観、スタッフなどの写真
  • ホームページ内に使用するテキスト文章

これはあなたが用意する必要があります。つまり業者はレイアウトを作り、そこにあなたからの画像やテキスト文を入れ込んでいく作業をしていることになります。

このレイアウトがお金を払う必要がないほど簡単になったんです。ぶっちゃけ「レイアウトは出来上がっていて画像を差し替えたり、テキストコピペするくらいなら俺にもできるわ」って思いませんか?

さらに制作から月日がたてばホームページに追加で記載したい事項や、差し替えたい画像や写真なんかがいろいろとでてきますよね?

業者に最初から依頼=ホームページの更新の仕方がわからない=その際も依頼ということになりますので、更新・修正毎に費用がかかります。繰り返しますが「レイアウトはできてて画像を差し替えたり、テキストコピペするくらいなら俺にもできるわ」って思いませんか?

  • スマホ対応(レスポンシブデザイン)
  • SEO対策
  • SNS連携や埋め込み
  • アクセス解析

このあたりも制作会社やデザイナーによくピックアップされていますが、全部自分でできます。簡単です。誰にでもできます。

よっぽどの大規模サイトかよほどの予算がない限りは自作したほうがメリットが大きい