副業としてバイマに興味がある。もしくは最近やり始めた方でどれぐらいやれば良いのか、そして本当に売れるのか不安じゃないですか?
僕はバイマの出品作業を始めてから20日で初受注を受けることができました。 今回はそんな僕が初受注を受けるまでにやったことや意識したことをまとめてみました。
是非ともあなたの活動と行動量の参考にしてみてください。
BUYMA初受注しました
受注した時の状態
では実際に僕が受注した8月23日の時点ではどのような状態だったのでしょう。
- パーソナルショッパーとして活動できるようになってから20日
- 出品数は171品(1日平均8品強の出品ペースですね)
- アクセスは日に50前後
- 3名の方にファン登録していただいている
- これまで問い合わせが入ったことは無し
ここまででとりあえず「171品出してあれば20日ぐらいで売れる」という事実が出来上がりましたね。
あとはブランドですが、決して安くないむしろ
- ラグジュアリーブランド
- ハイブランド
- 高級ブランド
と呼ばれる部類のブランドを出品しました。それから出品価格は他のショッパーの同一商品は見ていません。
自分の欲しい利益を乗せて出品しました。利益率は15%ぐらいですので低くありません。
邪念やマインドブロック、先入観や固定観念のある方は取っ払いましょう。事実とデータが全てです。
余談:初受注日にいきなり合計3品売れました
記念すべき初受注ですが、この日なんといきなり3名の方がそれぞれ別の商品を購入してくださいました。2品目はコンビニ払いだったので25日の入金でしたが受注は23日です。
3品目は日付が変わって24日でしたが「僕の感覚では23日の夜」なのでおまけしてくださいw さらにブログ執筆中の本日27日にまた受注(4品目)できました。
ちなみに商品価格は
- 50,000円以上
- 80,000円以上
- 120,000円以上
- 80,000円以上
です。管理画面の販売実績にまだ反映されないのでまとまれば画面のキャプチャを貼りますね。
これでバイマを始めて1ヶ月以内に月商33万円以上をあげることができました。利益は6万円ほどになると思います。
この6万を多いと思うか少ないと思うかはそれぞれかもしれませんが、「自分の勤めている会社の給料を6万円上げてもらうのにどれぐらいの労力と時間がかかるか」を意識してみてください。しかもまだ始めて1ヶ月ですよ。
これから出品数もガンガン上げてリサーチ精度も上げればもっと売り上げが伸びる可能性を感じますよね。とりあえずこの方法でリサーチしてこの価格で出した商品は171品出せば月に4つ売れて売上33万、利益6万が出るとわかったわけです。
じゃあ1,710品出せば330万売れて60万の利益が出るかもという期待値も出せますよね。あとは1,710品を最速で出すためにどうすればいいのかを考えていけば良いんです。
何もわからない最初のうちはとにかく量をこなすしかない
バイマを国内で始める人ってサラリーマンの副業だったり、主婦の在宅ワークだったりだと思うんですが、「無在庫」というバイマならではのシステムが始めやすく感じるからですよね。てことはとにかく「出品する」ことが大事です。
ぶっちゃけ
- 何品出品したら受注できるか
- 何日ぐらいで注文が入るか
- 最初は安いブランドの商品のがいいのか
- とにかく最安値で安く売らなきゃダメなのか
みたいのは一概に言えないですよね。とりあえずそういった余計なことは考えずに、きちんとリサーチをして「売れる可能性がある」と判断した商品をとにかく受注するまで出し続ければいいんです。
データがないのだからまずは圧倒的な行動量でカバーするしかないでしょう。ロスが出たってしょうがないし、行動量を増やさなければならないんですから時間も必要になります。
“パソコン1つで1日2時間程度でどうのこうの〜”みたいなネットビジネスにありがちなキャッチフレーズに夢見てる場合じゃないですよ。1日5時間を1週間毎日やっても売れなければ時給0円です。
1時間やって時給0円じゃなくて35時間仕事して収入0円ですよ。ビジネスを始めるっていうのはそういうことです。今までと変わらずに普通に生活して暇な時や思い立った時にちょっとなんて感じでいけませんから。
などなど削れる時間はたくさんありますよね?全部やめてできた時間を全てバイマに使ってください。
それが行動してるってことです。圧倒的に行動してその中から得られたデータや経験をもとに無駄を省いて仕事の精度をあげていきましょう。
アカウント開設から初受注までにやったこと
「『とにかく行動する』はわかったけど実際何をやればいいの?」という話に移っていきますね。出品することは非常に大事ですが、ただ闇雲に「数打ちゃ当たる」のような感覚でやるのはダンディじゃありませんよね。
それって何も考えてないんですから。規模に関わらずビジネスを始めた以上は僕らは「経営者」です。
文字通り「全部」やらなきゃダメなんです。マジで発狂するぐらい脳みそに追い込みかけて考えに考え抜いて行動していきましょうね。
- アカウント開設
- リサーチ
- 出品リスト・価格計算表作成
- 買付先・ブランドリスト作成
- 日報テンプレート作成
- 出品
- 出品マニュアル作り
- 出品担当さんの外注募集要項作成
- 外注さん募集開始
- 応募対応・スカイプ面談
- 採用・教育・報連相システム構築
- 受注
大きく分けるとこんな感じの流れですね。「受注するまで」の段階でもこれだけやることがあります。
しかも「大きく分けて」ですから細分化するとさらに増えます。それぞれの項目についてまた別記事にて細かく話していきますので今回は軽く触れておきます。
アカウント開設
まぁ、とりあえずアカウント作らなければ何も始まらないですからね。やる前からあれこれ考えててもしょうがないのでサクッと登録を済ませましょう。
『 BUYMA 』という巨大なデパートのようなものの中に自分のセレクトショップをオープンさせるイメージです。
リサーチ
アカウントを開設したら出品する商品を選びましょう。実際に仕入れるわけではありませんが何を売るのか決めないとパソコンの前で固まることになりますよ。
単純にリサーチと言っても本当にたくさんのリサーチ方法があるので全ては語れませんが、
- バイマ内
- 人気順
- 新着順
- 特集
- 販売履歴
- 他ショッパー
- バイマ外
- 雑誌
- インスタ
- ファッション系情報サイト
- デパートや百貨店・セレクトショップ・ブランド直営店などの実店舗
などなどありとあらゆる場所から情報を収取して星の数ほどある商品の中から「バイマで売れる可能性のある」商品をリストアップしていきます。
出品リスト・価格計算表作成
出品する商品が決まったらエクセルのような表にまとめましょう。僕は外注さんとシェアしやすいのでグーグルスプレッドシートを使ってます。
- ブランド
- 買付商品価格
- 関税
- 転送費
- 海外送料
- 国内送料
- 梱包材費
- バイマシステム手数料
- 出品価格
- 利益率
などを記入して出品価格を決めましょう。
買付先・ブランドリスト作成
まだ何も知らない状態ですから全て調べるところから始まります。
- このブランド何だろ?
- どこで買えるんだろ?
- 送料は?
- 関税は?
せっかく調べたのですから再度調べることがないようにこちらもスプレッドシートにまとめていきます。あなたの最強のデータベースを作りあげましょう。
日報テンプレート作成
最初は当然全てが0なのですが、日にどれぐらいのアクセスがあったりしているのか成長度を残すため日報をつけましょう。
- 日付
- 曜日
- 売り上げ
- 利益
- 利益率
- 受注数
- アクセス数
- ほしいもの登録数
- ファン数
- 出品数
などを残しておくとアカウントが客観的に見えてきます。
出品
ここまでできたらひたすら出品ですね。リサーチして決めた商品をとことん出してきます。
この時に一品リサーチ → 一品出品のようにやっていると効率が悪いので作業はなるべくまとめましょう。例えば
- 月曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 火曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 水曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 木曜日:60品出品
- 金曜日:ブランド分析
- 土曜日:買付ショップ開拓
- 日曜日:週間振り返り・調整
みたいな感じです。「今日はこれ!」と決めた方が断然効率的で生産性が上がりますよ。
出品マニュアル作り
一度出品したら出品作業はマニュアルにしましょう。最初から最後まで誰が見てもわかるように懇切丁寧に説明します。
こちらはブログ記事ですが、このように画面のキャプチャを撮りながら細かく説明してあげるとわかりなるでしょう。
マニュアルもグーグルドライブのドキュメントで作っておくと外注さんとシェアしやすいのでオススメですよ。あとは画面のキャプチャを録画しながら動画で説明してYouTubeに限定公開でアップしておくとURLを教えるだけでシェアできます。
文字ではどうしても伝わりづらい部分がある上に動画の方がわかりやすいのでこちらもあると便利ですね。
出品担当さんの外注募集要項作成
出品の流れを理解してマニュアルを作ったら出品担当さんを募集します。「え、もう? 一品も売れてないのに?」と思うかもしれませんが出品さんの募集はすぐに行いましょう。
募集要項文は他の人の文章を参考にしながら「自分の言葉で」書いてください。文章1つで応募してくれる人の属性がガラリと変わります。
「この人と一緒に仕事したい」と思ってもらわなければなりません。こちらが募集して応募者から採用者を選びますが、同時に向こうからも同じ内容のを仕事を募集している人たちの中から選ばれている感覚を持ってください。
外注さん募集開始
募集要項ができたらすぐに募集を開始します。僕は人材の募集にクラウドワークスかランサーズをよく使っています。
募集は1つのサイトではなくなるべく多くのサイトで同時に募集を募りましょう。募集要項文は使いまわしで構わないのですぐできるはずです。
ただ、文章1つで応募数や属性が大きく変わるので複数の募集文を作って同時に募集をかけて反応を見るのも手です。「ABテスト」と呼ばれますが、今後もさまざまな場面で活用できますので覚えておきましょう。
応募対応・パッチテスト・スカイプ面談
出品担当さんの応募は結構早くきます。早ければその日、遅くとも3日あれば1人は来るでしょう。
応募が来たら軽く話を聞いてからテスト翻訳をやってもらうのが応募者の状態を把握するのに効率的です。テスト用に商品を一品用意してパッチテストも兼ねて実際にBUYMAのアカウントを作って出品してもらいます。
「パッチテスト」とはその人のパソコンで出品できるかバイマから審査が入ります。バイマはアカウントの運営に非常にシビアですので1人1アカウントしか作れません。
また、そのパソコンのIPアドレスでアカウントを管理しているので一度アカウントを削除された経験のある人や、削除されたアカウントの出品作業を過去に手伝っていた人はアカウントを作れない仕組みとなっています。万が一これをやらずに雇った人がアカウント削除経験者だった場合、その人のIPアドレス → あなたのバイマアカウント → あなたのパソコンと紐づいてあなたのバイマアカウントまで削除される恐れが出てきます。
バイマの運営側からすればどっちが外注さんでどっちがアカウント保持者なのかや、複数の人間で運営しているのかの判断はつきませんから「前にアカウント削除した悪質なショッパーが別のパソコンでまた、バイヤー活動をしている」という判断になるわけですね。そうなるとトバッチリでアカウントを削除された上に、バイマ自体ができなくなって終了してしまう可能性すらあるので必ず行うようにしましょう。
なってからでは取り返しがつきませんよ。無事にパッチテストが通って出品できたらスカイプにて直接お話をしてみましょう。
僕の場合は
- 顔出し必須(出せない人は契約しない)
- 雑談も含めて1時間ぐらい
- 画面共有を使って実際に一品出品する作業をやりながら説明
のような感じです。距離感を縮めるためにもスカイプ面談をするのは必須ですね。
今の所いませんが、もしスカイプ面談を拒否するような応募者がいればその時点で不採用にします。
採用・教育・報連相システム構築
スカイプ面談も終わり採用が確定した人にはどのように作業を進めていくのかや連絡の取り方などを説明していきます。
- 職務契約書
- PDFマニュアル
- 動画マニュアル
- 出品リスト
- バイマのログイン情報
- チャットワークやLINEのID
なんかをお渡しして作業を開始してもらいます。作業開始したら「マニュアル見ながらやってください」みたいに放置せずにきちんと教育を行います。
出品作業は覚えてしまえば同じ作業が続きますから、何か間違いに気づいた時に教えるのではなく、一週間ほどで独り立ちさせるくらい短期で集中して一気に教育してください。その方が圧倒的に自分の時間が取れるようになります。
チェックするためにも最初の出品は下書き保存状態にしてもらって細かく修正の指示を出したり不明点を説明したりします。マニュアルがあるのに間違ったりするということはあなたの作ったマニュアルに不備があるということですから、外注さんに説明するのと同時にマニュアルに加筆して随時更新していきましょう。
問題なく出品できるようになったら本番出品でお任せすれば、あなたは一切出品作業をしなくても出品数が増えていきます。上記の週間スケジュールの例で
- 月曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 火曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 水曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 木曜日:
60品出品 - 金曜日:ブランド分析
- 土曜日:買付ショップ開拓
- 日曜日:週間振り返り・調整
このようなスケジュールだった木曜日が完全に空きますよね。
- 月曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 火曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 水曜日:リサーチ・出品リストに20品追加
- 木曜日:ライバル分析
- 金曜日:ブランド分析
- 土曜日:買付ショップ開拓
- 日曜日:週間振り返り・調整
のように新しいことに取り組めますし、マニュアルやチャットワークのシステムを変えて仕組化と効率化を図ってもいいでしょう。こうやって任せるところは任せて自分にしかできないことに集中すべきなんですね。
受注
こうしていれば遅くはない将来にバイマから
[BUYMA][注文確定のお知らせ]初注文おめでとうございます!
というメールが届きます。嬉しいですよーこの瞬間は。
すぐにお客様に受注確認のメールを送って買付を行いましょう。
受注を受けた後これからやること
今回はアカウント開設から受注を受けるまでにやったことをお話ししましたが、当然受注を受けて終わりではないですよね。
- 買付
- 検品
- 梱包
- 発送
- 帳簿付け
- なぜ売れたのかの分析・仮説立て・検証(重要)
- 取扱ブランドやカテゴリーの選定
などをやっていきます。まだまだまだまだやることたくさんありますからね。
少しずつこなして腑に落とし精度を上げながら突っ走っていきましょう。
まとめ
今回はバイマでアカウント開設から初受注を受けるまでにやたことと意識したことをご説明させていただきました。
- バイマって売れるの?
- どれぐらい出品すれば良いの?
- 何日ぐらいで売れるの?
などなど始める前から疑問に思っている方の参考になれば幸いです。
アカウント開設から23日、171品の出品状態で50,000円の品を初受注し1ヶ月以内に33万の売り上げと6万の利益が出た。
が僕の出せた結果です。ただ、こういう話をしていると「儲ける」ことが先行しているようで嫌なのですがあくまでもビジネスは社会貢献ですよ。
欲しい品物を探しているお客様に品物とサービスを提供し、ご満足いただけたので対価をいただく意識をきちんと持ちましょう。ではまた。
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